三体
劉慈欣
太陽を用いた異星人との通信成功を機に生じた異星文明との衝突、そして地球の技術の発展とその限界に関して一検討が述べられたSF小説です。
モンテカルロ法や遺伝的アルゴリズムなど、専門的な用語も程よく登場するため、学問の世界に興味を抱くことのできる良いきっかけが得られると思います。また、現在普及が進んでいる5G、そして2030年に実現予定の6Gにて実現目標に設定されている項目と、このSF小説の世界を比較したときに、星間通信や量子通信など、無線通信分野にはまだまだ開拓途中の研究があると思わせてくれる一冊です。
(ハヤカワ文庫SF)
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