数理科学 特集「光と物理学」 2013年3月号
科学の最前線を紹介する月刊誌『数理科学』の特集号「光と物理学」では、身近な自然現象である光の研究を紹介している。その中で電気通信大学の宮本洋子先生は、「光渦と角運動量」というタイトルで、量子力学を使わないと説明できない光の新しい性質について書いている。もう少し具体的には、光が回転しながら進む「光渦」について解説している。数式部分は高校生には難しいが、目に見える現象を中心になるべく数式を用いず言葉で説明するように書かれている。
(サイエンス社)