誰のためのデザイン? 認知科学者のデザイン原論

D.A.ノーマン

引いて開けるドアを、間違えて押してしまったりする時、「ドジだな」と思いがちだが、実はそれはドアのデザインが悪いのかもしれない。身近な道具に潜む問題を、ユーザにとっての良いデザインとは何かという観点で本書は捉え、デザインは本来人間の行動の目的を正しく見すえたアプローチがなされなければならないと論じる。「ドアの開け方を間違えた」時に、行動ではなくデザインの問題に目を転じる著者の視点は、しばしば本質を見失って手段を目的と勘違いする私たちにとっては、とても重要なものだ。本書ではデザインに限らず、身の回りの問題から社会的な大問題まで、あらゆる物事に通用する思考法を学ぶことができる。 (岡本明、安村通晃、伊賀聡一郎、野島久雄:訳/新曜社)

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