科学と仮説

ポアンカレ

著者のポアンカレは、フランスの数学者、理論物理学者、科学哲学者。数学、数理物理学、天体力学などの重要な基本原理を確立し、功績を残した。当時の最先端の物理学を仮説や思考実験からわかりやすく紐解いていく一冊である。科学とは何か、その基礎は何かについて考えるとき、今でも科学思想を扱った論著に広く利用されている。特に非ユークリッド幾何学のあり方や、宇宙構造の謎を解明するような空間と幾何学について書かれている。新しい幾何学が新しい哲学をもたらすことを、説得力をもって示している。 (河野伊三郎:訳/岩波文庫)

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