ふたりの微積分 数学をめぐる文通からぼくが人生について学んだこと

スティーヴン・ストロガッツ

数学教師のジョフリー先生と数学好きの少年ストロガッツは高校の微積分の授業で出会った。ふたりの唯一の接点は数学だった――。著者ストロガッツが高校生の頃から30年間続けてきた高校の数学教諭との文通が本になっている。ストロガッツは数学者となり、「複雑ネットワーク」(現実世界にある複雑なネットワークを研究する)分野を大きく進展させた研究者として知られている。手紙の内容は身近な数学の問題についてで、高校数学の応用例や大学数学とのつながりがわかる。 (南條郁子:訳/岩波書店)

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