実感する化学
A Project of the American Chemical Society
身の回りの様々な科学とその根本が、わかりやすく記されている。大学生の教科書として書かれているが、従来の教科書と異なり、生活や環境問題に関わる化学として、(1)空気の汚染、(2)オゾン層破壊、(3)気候変動、(4)エネルギー問題、(5)水問題、(6)酸性雨、(7)原子力発電、(8)各種電池、(9)プラスチック、(10)薬、(11)栄養、(12)遺伝子組換えと生命に関わる分子という12章にまとめられている。「生体関連化学」は生命の根本を理解しようとする学問領域だが、本書からは、そのような事象の具体例と方法もわかる。
(廣瀬千秋:訳/エヌ・ティー・エス)
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