無限と連続 現代数学の展望

遠山啓

無限集合の大きさの比べ方・数え方から始まり、群やトポロジー(位相幾何学)を「もの」と「働き」に分けて具体的に説明し、集合とその上の構造へと概念化する。本書では、こうした形で現代数学における抽象化の考え方を解説している。70年前に刊行された本だが、現代数学全般の手ほどきとして、基本を学ぶことができる。大学の数学科では、4年間を通じて、本書で述べられている数学的な考え方を学んでいく。数学の考え方の初めの一歩を知りたい高校生の方に読んで欲しい本。 (岩波新書)

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