大空への挑戦 航空学の父カルマン自伝

フォン・カルマン

ハンガリーのフォン・カルマンは、航空工学の父、流体力学の権威で、米国で教授として長く活躍した。流れの中に障害物を置いたとき、その後方に交互にできる渦の列のことをカルマン渦と言うのは、著者の名にちなんでいる。この本は、カルマンの歩んできた歴史を書き綴った自伝の書。カルマンの生涯と航空工学の歴史を重ね合わせて書かれていて、先人がどのように困難を克服して、現在の航空機にたどり着いたか良くわかる。 (野村安正:訳/森北出版)

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