身体知 カラダをちゃんと使うと幸せがやってくる

内田樹、三砂ちづる

「とっさの判断」や「あうんの呼吸」など、深く考える前に身体が状況に反応していることは、日常生活のなかにも多く見られるものだ。こうした現象は、でたらめな現象ではなく根拠のあるものだ。ある状況に対する的確な反応を、全身で鍛えていく過程で身につけるといった「身体知」なのだ。内田氏と三砂氏の対談を読んでいくうちに、きっと、自分の身体にもそのような知性が宿っていることに気づくだろう。自分の身体といつもどのように接しているか、振り返りながら読んでみてほしい。 (講談社プラスα文庫)

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