学問の創造
福井謙一
化学反応に関する理論研究で日本人として初のノーベル化学賞に輝いた著者・福井謙一。自然に親しんだ幼少期から、フロンティア軌道理論でノーベル賞を受賞するまでの道のりを振り返ったのが本書である。紙と鉛筆があれば化学を研究できることを知り、化学研究をなりわいとする学者の生き方に触れる機会を与えてくれる一冊。人によっては人生の方向を決める本になるかもしれない。
(朝日新聞出版)
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