電子立国 日本の自叙伝
相田洋
かつて半導体王国や電子立国と呼ばれ、コンピュータの最先端をリードしていた日本は、どのようにして築きあげられたのか。先人たちの体験談を交えながら、わかりやすく描く。ものづくりの楽しさだけでなく、先人たちが苦難の末に勝ち取った栄光の数々に感動する。本に出てくるコンピュータシステムは古いものが多く、システムの用途や要望も今とは全く異なるが、研究開発者の追い求めるものに大差はない。この本を読めば、計算機システムという研究分野が何をめざしている学問か知ることができる。また、物事に行き詰まったときに読むと、先人たちのように苦難を突破しようと気力がわいてくる。本書はNHKスペシャルの出版化。DVDにもなっている。
(NHK出版)
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