法律に基づき依頼者の権利を守る
法律の専門家として、依頼者の権利を守るための活動をします。仕事の内容は、刑事事件に関しては、犯罪容疑で逮捕や起訴された人に対するアドバイス、保釈請求、裁判の弁護などがあります。民間のトラブルに対しては、遺産相続や離婚、損害賠償、借金返済などでの和解や示談交渉、裁判になったときの弁護などがあります。また、事件を起こした少年に対するサポートも行います。
ほかに、企業の合併や買収、知的財産の侵害など企業が活動する上で必要な法律的な書類の整備や相手企業との交渉、公害被害など行政を相手どった訴訟など、さまざまな仕事があります。日本の場合、弁護士には、予備試験に合格するか法科大学院を修了して司法試験の受験資格を得た後、司法試験に合格、司法修習を経て試験に合格してなることができます。また、外国の弁護士資格を取得し、その国や地域に関する仕事をする人もいます。
(他の仕事と比べて、働いている人の人数はほぼ同じ)
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
学問名 | 役立ち度 |
---|---|
民事法学 社会が回るように民法、商法を整え、紛争解決も |
★★★ |
社会法学 経済法、労働法、社会保障法の法律学 |
★★ |
刑事法学 犯罪を裁く法律と裁判を考える |
★ |
公法学 憲法、国家と国民間の規律を解明 |
★ |
新領域法学 知的財産、サイバー攻撃、性差別の法学 |
★ |
政治学 国の統治、地域行政、戦争の克服。民主主義を問う |
☆ |
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
(他の仕事と比べて、高い)
『仕事 創る、売る、尽くすの100以上の職業』は「学びみらいPASS」のR-CAPの123職業にも対応しています。 (職業適性検査の受診判定後の進路指導などでもご利用ください。)