工学とデザインの知識・技術で製品をデザイン
自動車や家電製品、情報機器などの工業製品をデザインする仕事です。製品の特性に合わせて魅力的で使いやすい外見をデザインするだけでなく、自動車であれば空気抵抗の少ない流線型にするなどデザインによって機能を高める、工場で生産する際効率良く作れるデザインにする、リサイクルしやすいデザインにするなど、技術開発、生産技術、販売など他部署の担当者と協力しながら、デザインを完成させます。
このため技術的な知識も必要で、大学や専門学校で機械工学や工業デザインを学び、メーカーやデザイン事務所に勤めるのが一般的です。インダストリアルデザイナーより広い概念にプロダクトデザイナーがあり、家具や食器、事務用品などあらゆるモノのデザインを手がけます。
(他の仕事と比べて、働いている人の人数は少ない)
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
学問名 | 役立ち度 |
---|---|
デザイン学 モノ、空間、しくみ…すべてがデザインの対象 |
★★★ |
都市計画・建築計画 住まいづくり、町づくりのあり方を問う |
★ |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー 巧みな設計法と最高の部品で、ものづくり |
★ |
ソフトウェア アプリもクラウドもOSも |
☆ |
機械材料・材料力学 スマート材料で最高の装置を! |
☆ |
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
(他の仕事と比べて、やや高い)
『仕事 創る、売る、尽くすの100以上の職業』は「学びみらいPASS」のR-CAPの123職業にも対応しています。 (職業適性検査の受診判定後の進路指導などでもご利用ください。)