文学作品執筆を通し、自分のテーマを表現
小説、ノンフィクション、エッセイ、戯曲、シナリオ、歌詞、詩、短歌や俳句、キャッチコピー……。こうした作品を執筆することを職業にしているのが、作家やライターです。ただ好きなことを書くのではなく、テーマをもち、深い洞察力によって人間や社会を表現する、社会に問題提起をする、日常生活や人生の場面から人々の共感を呼ぶ場面を切り取るなど、人の心や社会に訴える作品を創作します。
また、文章を書くだけでなく、ノンフィクション作品にはテーマに関する取材が欠かせませんし、小説も舞台となる場所や時代について調べるといった準備が必要です。また、詩や短歌などの定型詩はルールにのっとり、心の動きや自然を、洗練された言葉で表現します。
(他の仕事と比べて、働いている人の人数はやや多い)
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
学問名 | 役立ち度 |
---|---|
社会学 社会って何? 客観的に捉え直し課題を提示 |
★ |
デザイン学 モノ、空間、しくみ…すべてがデザインの対象 |
★ |
日本文学 古事記からラノベまで |
☆ |
政治学 国の統治、地域行政、戦争の克服。民主主義を問う |
☆ |
日本史 古代から近現代まで。古文書・古記録も読もう |
☆ |
商学 売れる商品づくりと売る仕掛け、マーケティング |
☆ |
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
(他の仕事とほぼ同じ)
『仕事 創る、売る、尽くすの100以上の職業』は「学びみらいPASS」のR-CAPの123職業にも対応しています。 (職業適性検査の受診判定後の進路指導などでもご利用ください。)