【公務員・法律】

裁判官・検事

検事は犯罪者を起訴、裁判官は刑事・民事ともに法律に基づき判決を下す

どんな仕事?

日本の裁判官は、犯罪に関する刑事裁判、民間のトラブルに関する民事裁判ともに、訴えた側と訴えられた側双方の主張を聞き、証拠をもとに、憲法や法律に基づいて判決を言い渡す仕事です。民事裁判では、和解を勧めることもあります。なお、刑事裁判のうち一定の重大な犯罪については、国民から選ばれた裁判員とともに評議し、判決を言い渡します。また、家庭裁判所の裁判官は、家庭内の問題や少年審判を担当します。高等裁判所の裁判官は控訴された事件を、最高裁判所の裁判官は上告された事件を審査し、判断します。

一方、刑事事件は、まず事件が起こると警察が捜査をして容疑者を逮捕し、検察に送ります。検事は容疑者が犯人かどうか改めて尋問や捜査をし、犯人だと考えた場合は裁判所に起訴します。そして裁判では、犯人である理由を主張します。裁判官・検事は、弁護士とともに法曹と呼ばれ、司法試験に合格し、さらに司法修習を経て、任用されてはじめてなることができます。

open_with 仕事の規模(働いている人数):▼

(他の仕事と比べて、働いている人の人数はやや少ない)

safety_divider 働いている人の男女比:7:3

どの学問が役立つか

役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。

★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。

大学院進学も考えるべき?

  • 大学卒 73.6%
  • 大学院修士卒 16.8%
  • 大学院博士卒 9.6%

※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較

school 大学院卒の割合:★★

(他の仕事と比べて、高い)

働いている人に聞きました

filter_1やりがいはある?

  • やりがいを感じる 80.3%
  • やりがいを感じない 19.7%
insights やりがいの高さ:★

(他の仕事と比べて、やや高い)

filter_2給与に満足してる?

  • 満足している 62.2%
  • 満足していない 37.8%
face 給与満足度の高さ:★★

(他の仕事と比べて、高い)

payments 1年間の給与の平均は:599万円

※20歳~44歳調べ

filter_3将来は人材が足りなくなる?

  • 不足すると思う 62.2%
  • 余ると思う 22.0%
  • わからない 15.8%
psychology 不足すると思う人の割合:☆

(他の仕事とほぼ同じ)

参考こんな学科出身者が働いている

法律学系学科 ★★★★
経営学・商学系学科
経済学系学科

※出身者の多い順。★5から☆までで、★が多いほど出身者が多い。


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