法律に関する国家資格を取得して、依頼者の相談に乗ったり、法律に関する手続きを代行したりする。
弁護士は裁判の弁護、法律相談、法的な手続きの代行、トラブルの解決などを行う。
司法書士は、裁判所・検察庁・法務局という法律関係の役所に提出する書類の作成や不動産などの登記の代行のほか、140万円以下の民事訴訟に関する相談・和解・代理業務も担当できる。
行政書士は、官公庁に提出する書類の作成や書類作成の相談、手続き代行などを行う。特定の事業を始める際の許認可の申請が多い。
弁理士は、知的財産に関する専門家で、発明(特許)、デザイン(意匠)、企業や商品のロゴ(商標)、芸術作品やコンピュータプログラム(著作物)などの権利を登録したり保護したりするための業務を行う。法律以外に、工学や医学など担当分野の専門知識が重要になる。
(他の業界と比べて、働いている人の人数はやや多い)
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
学問名 | 役立ち度 |
---|---|
民事法学 社会が回るように民法、商法を整え、紛争解決も |
★★★★ |
社会法学 経済法、労働法、社会保障法の法律学 |
★★ |
新領域法学 知的財産、サイバー攻撃、性差別の法学 |
★ |
刑事法学 犯罪を裁く法律と裁判を考える |
★ |
公法学 憲法、国家と国民間の規律を解明 |
★ |
会計学 損益を計算し、企業の意思決定に用いる |
☆ |
国際法学 国際社会の新たなルールを作りたい |
☆ |
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
(他の業界と比べて、やや高い)