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人や車が通る道路。林道や農道も道路の一種だ。【土木計画学・交通工学】では交通量、災害時の避難などを踏まえた道路建設計画のあり方を考える。また、ガソリンスタンドに代わる水素ステーションや充電スポットの設置、自動運転車の実用化を見据えた信号や標識などのIoT化も研究対象となる。自転車の利用環境の整備も課題だ。
道路の建設に関する研究をするのは【土木材料・施工・建設マネジメント】。地震や台風などの災害に強い構造の高速道路や橋の研究は【構造工学・地震工学・維持管理工学】で、トンネルの研究は【地盤工学】で行われている。【社会システム工学・安全システム】では、交通事故事故が頻発する箇所の改善、災害時の避難道路など、安全の面から道路にアプローチする。
また、新しい道路や道路の拡張は、沿道の住環境や産業に影響を及ぼす。道路建設地住民の立退問題もある。このように道路計画は、【都市計画・建築計画】と一体となって行われる。