学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!
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プラスチックは、ペットボトルをはじめ様々な製品に利用され、私たちの生活を便利にしてきた。しかしプラスチックごみが海に流れ出して粉々になり、海洋を汚染し魚など生物に悪影響を及ぼす「マイクロプラスチック」問題がきっかけとなり、プラスチックをなるべく使わないようにしようという動きが広がっている。
学問としては、レジ袋有料化など政策面は【環境政策・環境社会システム】、環境問題と経済発展の両立を考える「環境経済学」は【経済政策】の分野となる。国際的な課題なので【国際関係論】でも論じられている。
そして、家庭でプラスチックゴミを減らすのは【家政・生活学一般】のテーマ。ストローや包装材を紙にするなどプラスチック製品を使わない工夫は企業の社会的責任(CSR)として重要なので【経営学】とも関係する。一方、技術的には、【環境材料・リサイクル】や【持続可能システム】、【グリーン・環境化学】といった分野で、プラスチックに代わる材料の開発やリサイクルについて研究している。