新薬

「新薬」に関心があるなら、こんな学問をみてみよう

学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!

★は関連度

★★★ 薬理系薬学
薬が効く生体内のしくみの解明
★★★ 薬系化学・創薬科学
化学やバイオなどの先端研究で新薬を創生
★★★ 医療系薬学
薬の効き方の個人差を考えて調剤に活かそう
★★ 物理系薬学
錠剤・カプセル…ドラックデリバリーの最先端
★★ 環境・天然医薬資源学
自然界に存在する成分を薬や健康増進に利用
公法学
憲法、国家と国民間の規律を解明
生物系薬学
衛生や抗体創薬のために〜分子生物学やバイオ技術から

◆新薬◆

新しい有効成分や使い方が開発された薬

新薬とは、新しく開発された医薬品のこと。これに対し、特許がきれた新薬と同じ成分・効き目の薬を後発医薬品(ジェネリック薬品)という。新薬の研究開発をするのは【薬系化学・創薬科学】で、【薬理系薬学】では体内で薬がどのように効くかを、【医療系薬学】では患者に投与した薬の効き目や他の薬の飲み合わせなど医療現場に関係することを研究する。

新薬の開発の基礎分野としては、【物理系薬学】では薬の安定性や製剤法などを、【生物系薬学】では薬を受け取る細胞や薬と遺伝子の関係など生体の機能から薬にアプローチする。動植物や微生物から新しい薬効成分を探るのは【環境・天然医薬資源学】の領域だ。

新薬を含む薬に関する規制を定めた薬機法(旧薬事法)は、公益に関する法律を扱う【公法学】で研究されている。