海洋資源

「海洋資源」に関心があるなら、こんな学問をみてみよう

学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!

★は関連度

★★★ 船舶海洋工学
船と海の構造物—資源開発・発電・輸送
★★★ 地球資源工学・エネルギー学
エネルギー資源や鉱物資源を探査&開発
★★★ 水圏生産科学
魚介類の養殖、食品加工の向上で水産業に貢献
★★ 持続可能システム
再生エネルギーも使い持続的な社会へ
★★ 国際法学
国際社会の新たなルールを作りたい
固体地球科学
地震・火山も、マントル・地球深部も明らかに
層位・古生物学
恐竜絶滅など、地層・化石を調べ地球の変遷を探る

◆海洋資源◆

鉱物、エネルギー、魚介類など、海や海底にある資源

海洋資源とは、海や海底にある、人類が利用できるモノのこと。例えば日本の領海・排他的経済水域の海底にある鉱物資源には、銅、鉛、亜鉛、コバルト、ニッケル、白金、マンガン、レアアースなどがあり、エネルギー資源としては、メタンハイドレート、石油、天然ガスがある。

こうした資源の探索や採掘には【地球資源工学・エネルギー学】、【固体地球科学】、【層位・古生物学】が関係する。また、潮力発電や洋上の風力発電など海や海上エネルギーの開発は【地球資源工学・エネルギー学】や【持続可能システム】などで研究されている。

もちろん魚など海の生物は大切な食糧資源なので【水圏生産科学】は重要だ。領土や排他的経済水域(その国が、自由に活動してよい海の領域)や、公海(世界の国で利用できる海)に関する取り決めは【国際法学】の分野となる。そして、【船舶海洋工学】は、海に関する全ての分野に、工学からアプローチする学問だ。