◆iPS細胞◆

自分の細胞から臓器を作る、再生医療の実現に期待

様々な細胞に分化する能力を万能細胞を、動物の発生初期の細胞の塊から取り出して作る（ES細胞）のではなく、普通の体細胞から作るのに成功したのが、iPS細胞。患者自身から採取した体細胞を用いるため拒絶反応がなく、再生医療に向け、世界から期待されている。

iPS細胞の研究は、さまざまな基礎医学分野、【分子生物学】、【発生生物学】などさまざまな生物科学分野、人工臓器の研究をする【生体医工学・生体材料学】などで研究されている。動物のiPS細胞は【統合動物科学】の領域となる。【医療系薬学】では、iPS細胞を使った新薬の開発に挑んでいる。

【哲学・倫理学】では、倫理の面からiPS細胞の課題に臨んでいる。