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水圏生産科学 魚介類の養殖、食品加工の向上で水産業に貢献 |
魚・貝・甲殻類・海藻などを商業目的で人工的に繁殖させること。海の魚介類だけでなく川・湖・池に生息するコイやアユやウナギ、金魚や熱帯魚も養殖されている。
【水圏生産科学】では、魚介類のよりよい養殖方法や病気、品種改良などについて研究する。また、水温や日の長さ、潮流など環境に関する研究も重要なテーマだ。産卵や成長しやすい環境を人工的に作ることができれば、養殖の効率化や生産量の増大が期待できる。
また、2002年、これまで稚魚からの養殖しかできなかったマグロの卵からの養殖(完全養殖)が実現した。現在、ウナギの完全養殖に向けた研究も進められている。こうした養殖技術の進歩が、魚介類の安定供給や天然資源の枯渇防止につながっている。