学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!
★は関連度
コンピュータやインターネットは、今や社会になくてはならない存在となった。その一方で、不正アクセスやコンピュータウイルスによって、国家機密や企業や個人情報の流出など、様々な犯罪が起きている。
こうした犯罪から情報を守るのが、「サイバーセキュリティー」だ。学問としては、【情報セキュリティ】で対策が研究されており、高度な数学を使った暗号は【情報学基礎理論】の研究領域。ネット犯罪対策には【情報ネットワーク】の技術が必要だ。サイバー犯罪の防止には、誰にアクセス権限を与えるかなど情報管理も必要。【社会システム工学・安全工学】では、技術面だけでなく、情報管理のルールなど社会的な面の研究もする。
そして外国からのサイバー攻撃対策や国際関係への影響は【国際関係論】の研究テーマ。情報の安全確保は【経営学】にとっても重要だ。また、サイバー犯罪から自分を守るためのパソコンやインターネットの使い方といった情報リテラシー教育は、【学習支援システム】の分野となる。IT関係の法律は【新領域法学】、サイバー犯罪は【刑事法学】と関係する。