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★は関連度
人口については、世界レベル、国レベル、地域レベルで様々な問題がある。問題を考える基礎となる、人口の統計とその分析は【経済統計】の研究分野。
人口統計は、道路や鉄道を作る【土木計画学・交通工学】には、欠かせない。そして少子化対策などの人口対策は【政治学】、少子高齢化による経済への影響や対策は【経済政策】、労働人口の減少に対する政策、高齢化による社会保障費の増加などは【財政・公共経済】、子育てや介護など福祉については【社会福祉学】、人口の構成の変化と社会の関係などについては【社会学】から研究される。【人文地理学】では、地域の人口の特徴や課題について考える。
世界全体では、開発途上国を中心に人口が増加しており、これによって世界全体で使うエネルギーが増加している。また、急激な人口増加によって食糧の確保が追いつかなくなる国もある。こうした世界の人口問題について国際社会で協力するのは【国際関係論】となる。具体的な対策につながる学問としては、食糧問題は農学、エネルギー問題は工学というように、様々な学問からアプローチすることができる。