◆経済学◆

生産、分配、消費の仕組みのあり方を考える

経済学の中の【経済学説・経済思想】は、スミスやケインズ、マルクスといった経済学者の経済や社会に関する考え方について研究する分野。【理論経済学】では、景気の動向や価格の決まり方といった経済現象を数学的にモデル化して解き明かし、経済政策などに活かされる。【経済史】は、経済の歴史について研究する分野で、中長期の実証データに基づき、経済社会の構造を分析する。

経済学の応用分野としては、国の金融政策や経済規制、産業振興策などを研究するのは【経済政策】、国や地方の財政に関する研究は【財政・公共経済】の領域だ。【経済統計】では各種の経済統計から経済の動向を分析する。【金融・ファイナンス】の金融論では、経済における金融の役割を研究する。

また、環境問題に関する経済政策は【環境政策・環境社会システム】、農林水産業の経済的な問題については【経営・経済農学】が関係する。