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脱炭素社会とは、地球温暖化の原因である二酸化炭素排出量を実質ゼロにする社会のこと。ゼロカーボン社会ともいう。
技術面では、【持続可能システム】や【エネルギー学】で、化石燃料を使わない再生可能エネルギー技術の開発などを通して脱炭素社会の実現に取り組んでいる。【エネルギー関連化学】でも、太陽光発電パネルの材料開発など、化学から脱炭素に貢献している。【環境農学(含ランドスケープ科学)】は、農業での再生可能エネルギーへの活用や、農作物の非食用部や木質バイオマス、家畜排泄物など生物資源を燃料とした発電システムの研究などから、脱炭素にアプローチしている。
社会面では、【環境政策・環境社会システム】では、脱炭素化を推進するための政策や社会システムの構築について考える。【国際関係論】では、パリ協定など脱炭素社会に向けた国際的な取り決めと利害関係の調整などを検討する。排ガスの排出規制など、脱炭素に関連する環境法は【新領域法学】の研究領域となる。【経済政策】では、脱炭素が経済に与える影響や、企業の脱炭素に向けた取り組みの支援などについて研究している。