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新薬とは、新しく開発された医薬品のこと。これに対し、特許がきれた新薬と同じ成分・効き目の薬を後発医薬品(ジェネリック薬品)という。新薬の研究開発をするのは【創薬化学】で、【薬理系薬学】では体内で薬がどのように効くかを、【医療系薬学】では患者に投与した薬の効き目や他の薬の飲み合わせなど医療現場に関係することを研究する。
新薬の開発の基礎分野としては、【化学系薬学】では薬の化学合成などを、【物理系薬学】では薬の安定性や製剤法などを、【生物系薬学】では薬を受け取る細胞や薬と遺伝子の関係など生体の機能から薬にアプローチする。動植物や微生物から新しい薬効成分を探るのは【天然資源系薬学】の領域だ。
新薬を含む薬に関する規制を定めた薬機法(旧薬事法)は、公益に関する法律を扱う【公法学】で研究されている。