地底旅行

ジュール・ヴェルヌ

時は19世紀のドイツ。鉱物学者であるリーデンブロック教授は、16世紀の錬金術師のものと思われる古文書の暗号を解読し、「火山の火口を下りていけば地球の中心に到達できる」というメッセージを得て、アイスランドの火山口から地底に潜り、地球の中心を目指す。著者は「SFの父」と呼ばれるジュール・ヴェルヌである。小説だが、研究者の原点とは未知なるものへの好奇心や冒険心にあると気づかせてくれる好著。 (朝比奈弘治:訳/岩波文庫)

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