科学の方法

中谷宇吉郎

著者は物理学者。東大理学部時代の恩師が「天災は忘れたころにやってくる」という言葉で有名な物理学者の寺田寅彦。著者自身は世界初、人工雪の製作に成功する一方で、恩師と同様、科学を一般向けにわかりやすく伝える方法として随筆をよくしたことで知られる。この「科学の方法」も同様、科学的方法とは何か、科学ができることの限界について一般向けに書かれ、長く読み継がれている。福島原発事故でみんなが感じた科学の限界など、今の科学とは何かを考えるうえで一つの指針になるだろう。 (岩波新書)

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