新炭素革命

竹村真一

炭素を用いたこれからのさまざまな夢の技術について紹介している。例えば1メートルの100億分の1という超極薄で作られるナノチューブは、鉄より強くて軽い素材として期待されている。ナノチューブは、炭素原子60個がサッカーボール状に結合した新素材だ。コンピュータの半導体チップは、現在シリコンをベース素材にするのが主流だが、炭素化合物を素材に使う「有機太陽電池」が期待されているなどなど。著者は、京都造形芸術大学教授。世界初のデジタル地球儀「触れる地球」を開発で知られ、ITを駆使した地球環境問題への独自な取組みを進める。 (PHP研究所)

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