科学者の目

かこさとし

子ども向けに書かれた本だが、大人になっても学ぶことの多い本だ。著者かこさとしは、工学博士、技術者であり、科学者としての視点が鋭い。コペルニクスからアインシュタインまで、科学技術の発展に足跡をのこした41人の知られざるエピソードを記した評伝集。相対性理論や量子力学など、現代物理学に用いられる数学理論の一つである群論を十代の若さにして構築した仏国のエヴァリスト・ガロア。ガロアは褒め称えられて一生を過ごしたのか?否、彼は当時の世間に理論が認められることのないまま、決闘のため二十歳で亡くなったのだ。このような、科学者たちの発明と人生について深く語るものだ。 (童心社)

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