平和・政治って、法律って

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政治学・国際関係

パール判事の日本無罪論

田中正明

東京裁判(極東軍事裁判)の判事であったインドの国際法学者パール氏。11人の判事のうち、ただ一人日本の無罪を主張したその判決文を手がかりに、同裁判の国際法上の問題点を指摘した書籍。「法の真理」とはいかなるものかを考えさせる。 (小学館文庫)



法律学

日本の思想

丸山真男

丸山真男氏は戦後日本思想史研究の礎を築いた研究者で、本書は日本思想史研究の古典の一つといわれている。ヨーロッパ近代思想と比較して日本の思想の構造的特質を述べたもの。『「である」ことと「すること」』などは、高校国語の教科書に一部取り入れられてきた。長年、大学入試問題の頻出出典ともなっている。 (岩波新書)



法律学

ロースクール生と学ぶ 法ってどんなもの?

大村敦志:監

髪型を校則で決めることはできるのか?文化祭のライブ演奏は騒音なの?など、中高生の疑問に、若いロースクール生たちが答え、法律を理解する手助けをする。憲法をはじめ、民法、刑法、少年法等、幅広い法分野が対象。一方的に「教える」のではなく、高校生と学生生たちが一緒に「考える」という手法をとり、読者が自分から法律に関わっていってほしいというメッセージが伝わってくる。 (岩波ジュニア新書)



情報系

統計学が最強の学問である データ社会を生き抜くための武器と教養

西内啓

ランダムとは何なのか。統計学では、データがランダムに変動するという概念が重要であるが、実験を行う際のランダムさの重要性が詳しく、わかりやすく解説されている。一例として、統計学者・フィッシャーの「ミルクティーにおけるミルクが先か紅茶が先か」問題を紹介。ランダム化による実験が必要としている。詳しくは本書で。 (ダイヤモンド社)



法律学

無実

ジョン・グリシャム

1982年アメリカで実際に起きた殺人事件のえん罪事件を、法廷サスペンスで数多くのベストセラーを世に出す小説家ジョン・グリシャムが手掛けたンフィクション作品。突然の逮捕から自白の強要、死刑判決までを追う。法システムによる正義の実現とその限界を、「えん罪」という問題を通じて学んでほしい。 (白石朗:監訳/ゴマ文庫)



丸山眞男セレクション

丸山眞男

丸山眞男は戦後日本を代表する政治学者。14編の論文からなる本書は、70年近く前に書かれたものも多いが、「無責任の体系」など、日本政治の病理について考える上で、今なお読み返したい重要な記述が多い。 (杉田敦:編/平凡社)



政治学・国際関係

行政ってなんだろう

新藤宗幸

日本の行政についての基礎知識を知ることができる。中学生・高校生向けにわかりやすく書かれている。日本の行政制度の変遷、行政が暮らしに与える影響などについて解説する。 (岩波ジュニア新書)



インターネットが死ぬ日

ジョナサン・ジットレイン

パソコンを自分で自由にカスタマイズできるのが最高の社会であると考え、iPhoneのように様々なサービスが提供され、個人が自由にカスタマイズしにくいものについて批判的な著者。米国の法科大学院の教授であり、情報法の研究者だ。米国の基本的法思想の一つに「徹底的な個人の自由の追求」というものがあり、情報法研究の中でも、米国の法理論は、個人の自由な活動、民間企業の自由競争を基本としているが、本書はその側面を前面に出している。個人の自由と便利さをどのようにとらえるのか、その日米の意識の違い、さらに日米の法思想、情報分野の法政策理念の違いを考えさせる本だ。 (井口耕二:訳/早川書房)



政治学・国際関係

イスラームとは何か その宗教・社会・文化

小杉泰

イスラームについての手軽でわかりやすい入門書。宗教としてのイスラームの誕生から、その基本的な教え、社会や政治に対する影響や役割など、その歴史から現代に至るまで、広く書かれている。 (講談社現代新書)



オキナワ論 在沖縄海兵隊元幹部の告白

ロバート・D・エルドリッヂ

沖縄における米軍基地の問題が、国際安全保障政策と国内政治、地元政治とのつながりの観点から読み取れる。著者は日本での研究者歴が長く、在日米軍海兵隊の政治顧問を務めたこともある。 (新潮新書)



国際政治 恐怖と希望

高坂正尭

国際政治はともすれば「~すべきだ」という道徳的な議論が先に来てしまいがちだが、国際政治の冷静な判断にはつながらない。そこに必要なのは、国際政治の構造をいくつかの視点から理解することだ。例えば、軍縮は望ましいが、どうして実現することが難しいのか、などである。本書は、平易かつ冷静にこのような点を解説している。 (中公新書)



火車

宮部みゆき

カード破産がテーマの長編ミステリー小説。クレジット・カードを使いすぎること、借金することの恐ろしさがわかる。身近な金について考えるきっかけにもなる。 (新潮社)



官僚たちの夏

城山三郎

昭和の高度成長期の通産省(現:経済産業省)での官僚政治を描いた小説。国際政治経済における重商主義の考え方が、読み取れる。40年以上前に書かれた本であるが、今も色あせることのない作品。 (新潮文庫)



戦略論の名著 孫子、マキアヴェリから現代まで

野中郁次郎:編著

マキアヴェリ『君主論』から、毛沢東『遊撃戦論』、2001年に発行された宇宙地政学の本『アストロポリティーク』など戦略論について綴られた古典から現代までの著作12冊を、国内研究者チームが紹介し解説する。初めて戦略論に触れる人にとっても、古今東西の代表的な戦略論が理解できる。 (中公新書)



法律学

入門 人間の安全保障 恐怖と欠乏からの自由を求めて

長有紀枝

現代世界における平和とは、単に国家と国家の間の戦争がないことを意味するのではない。一人ひとりの人間が恐怖や欠乏から自由になり、安全に安心して生きていくことができる状況を意味している。一人ひとりの安全に注目した「人間の安全保障」を実現するために必要なルール政策について考えるための、貴重な入門書。 (中公新書)



法律学

裁かれた命 死刑囚から届いた手紙

堀川惠子

実際に起こった強盗殺人事件の犯人と捜査検事の物語。社会では「努力すれば報われる」とは限らず、多くの矛盾や不合理を抱えていることがわかる。それとともに、罪と罰、死刑、人が人を裁くことの意味などを考えさせられる。 (講談社文庫)



政治学・国際関係

教養としてのジェンダーと平和

風間孝、加治宏基、金敬黙:編著

ジェンダーと平和という2つのキーワードを使いながら、教育、貧困、労働、家族といった身近な話題から、核・原子力、国家権力、軍と安全保障まで、問題領域ごとにどのような課題があるのかを論じている。 (法律文化社)



政治学・国際関係

いま平和とは 人権と人道をめぐる9話

最上敏樹

戦争と平和の問題は、「国際法の父」と称されるグロティウス(1583-1645)の時代から議論され続けてきた問題だ。本書は、戦争と平和の問題を、現代の国際法における基本的な価値である人権と人道の観点から捉えたもので、9つの話題に分けて初学者にも理解しやすく構成されている。国連の平和維持機能の限界についても解説している。 (岩波新書)



若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす

濱口桂一郎

日本では「就職」ではなく「就社」だ。つまり、日本の労働者は、まず企業に就職して、そこで熟練し昇進を遂げていくのが一般的である。そうした日本社会で、「企業」で働くことの意味を考えることで、労働契約の意義や機能を考えて欲しい。本書は、日本における労働のあり方が「企業という場」にあることの積極的・消極的意義を考えさせ、さらにこれを労働契約論の中でどのようにとらえるかの方向性を示している。 (中公新書ラクレ)



法律学

新・シネマで法学

野田進、松井茂記:編著

映画を題材に、法、政治、差別、契約や所有、罪や裁判などを、学生向けにわかりやすく解説したテキスト。『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ソーシャルネットワーク』といった、必ずしも法律をテーマとして扱った映画作品ではない作品からも、法学的要素を取出し、その意味合いや解決策、問題点などを検証する。 (有斐閣)


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