数学を駆使し万一や将来に備える保険を設計
企業も個人も生命保険や損害保険などの保険に入り、将来や万一の事態に備えます。このとき、保険料が必要以上に多いと加入者が集まりませんし、少ないと、大勢の人が一斉に困ったとき保険金を支払えなくなります。そこで、確率論や統計学などの数学を駆使して死亡率や事故発生率などを計算し、適切な保険料を導き出すのが、アクチュアリーです。
アクチュアリーは保険会社、銀行、信託銀行、官公庁などに勤め、保険の制度設計のほか、企業年金や共済事業の見直し、企業の資産運用などの分野で活躍しています。なお、アクチュアリーは大学で数学や会計学を学んだ人が多く、アクチュアリーになるには、日本アクチュアリー会の試験に合格し、正会員になる必要があります。
(他の仕事と比べて、働いている人の人数は少ない)
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
(他の仕事と比べて、高い)
『仕事 創る、売る、尽くすの100以上の職業』は「学びみらいPASS」のR-CAPの123職業にも対応しています。 (職業適性検査の受診判定後の進路指導などでもご利用ください。)