企業の将来性をあらゆる角度から分析
企業は株式や債券を発行して資金を募り、投資家は資金を株式や債券を買うなど運用して利益を得ます(債券には企業が発行する社債のほか、国が発行する国債や地方公共団体が発行する地方債などもあります)。そこで株式や債券を発行する企業等の経営状況や将来性、景気、金融市場の動向などを調査して株や債券の価値を分析し、どれを売ったり買ったりすれば良いかの判断材料を提供するのが証券アナリストです。
証券アナリストには、証券会社やシンクタンクに勤めて個人投資家や銀行や保険会社といった機関投資家に情報を提供する人と、機関投資家に勤めて自社の運用に必要な情報を集める人がいます。証券アナリストは、日本証券アナリスト協会による試験を受け(試験は学生も受験できます)、実務経験を積みながら実力をつけていきます。また、国際的な証券アナリスト資格のCIIAもあります。
(他の仕事と比べて、働いている人の人数はやや少ない)
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
(他の仕事とほぼ同じ)
『仕事 創る、売る、尽くすの100以上の職業』は「学びみらいPASS」のR-CAPの123職業にも対応しています。 (職業適性検査の受診判定後の進路指導などでもご利用ください。)