伝統的な味噌や酒造りからバイオマスエネルギーまで
発酵とは、酵母や麹菌などの微生物によって物質が分解される現象のうち、人の役に立つ現象を指します。そして発酵作用を利用して、味噌や醤油、酒などの食品や調味料、飲料を作ることを醸造といいます。食品メーカーや飲料メーカーの中には、醸造技術を基盤に研究を重ね、遺伝子組み換え食品やバイオや化学の技術を利用したサプリメント、医薬品などを開発している企業もあります。さらには発酵技術を応用し、自治体と共同で生ごみ(バイオマス)を微生物で分解し、電気エネルギーを作っている醸造メーカーもあります。
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
その学問分野が学べる大学・研究者をみてみよう。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
※20歳~44歳調べ
農学系(バイオ系、化学系・食品系など)学科 | ★★ |
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生物工学、生命科学系、理工系バイオ学科 | ☆ |
化学工学系学科 | ☆ |
経営学・商学系学科 | ☆ |
経済学系学科 | ☆ |
機械系(工学)学科 | ☆ |
文学系学科 | ☆ |
家政・生活科学系(栄養・ファッション等も含む)学科 | ☆ |
※出身者の多い順。★5から☆までで、★が多いほど出身者が多い。