生命・健康・医療情報学

スーパーコンピュータを用い、人類を救う新しい治療薬を提案!


栗田典之 先生

豊橋技術科学大学 工学部 情報・知能工学課程

どんなことを研究していますか?

アルツハイマー病、がんなどの病気を予防・治療する効果的な薬を開発することは、緊急の研究課題です。新薬の開発において、既存の薬の情報をデータベース化し、それを基に新規の薬を計算により提案する研究が進められています。また、スーパーコンピュータを有効活用し、病気の起源となるタンパク質と様々な化合物間の結合特性を解析し、その結果を基に、新規の化合物を提案する研究も進んでいます。

アルツハイマー病、がんの進行を止める!

私は、最新のスーパーコンピュータを用いて、新しい治療薬を提案する研究を進めています。アルツハイマー病、結核、がんなどの病気に関与する、様々なタンパク質とその機能を制御可能な化合物間の相互作用を高精度に計算し、どのような化合物がより効率的にそのタンパク質の機能を阻害し、病気の進行を抑えることができるかを、明らかにしたいと研究を進めています。この研究が成功すれば、これまでにない治療薬を製薬会社に提案し、新薬の開発に役立つと考えています。

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研究室の学生たち

学生はどんなところに就職?

一般的な傾向は?
  • ●主な業種は→IT関連企業、総合電機メーカー
  • ●主な職種は→システムエンジニア、企業内情報エンジニア
  • ●業務の特徴は→デジタル技術、人工知能、制御技術を使った業務
分野はどう活かされる?

大学での教育職や、他大学の博士研究員として、生命情報科学関連の研究を行っているOBもいます。

先生から、ひとこと

最新のスーパーコンピュータを有効活用することにより、様々な化合物と病気に関連するタンパク質間の相互作用が高精度に解析できるようになりつつあります。その結果を基に、様々な病気に対する新規治療薬を提案する研究が発展すると考えています。

先生の学部・学科はどんなとこ

工学部のみを有する国立大学です。海外への学生派遣、留学生の受け入れを積極的に進めています。

先生の研究に挑戦しよう

【テーマ例】
・タンパク質、DNA、RNAなどの生体高分子に対する分子シミュレーション
・分子シミュレーションを用いたDNA遺伝情報の伝達機構の解明
・分子シミュレーションを用いたアルツハイマー病などの病気に対する新規治療薬の提案

興味がわいたら~先生おすすめ本

生命の化学と分子生物学

E.J. Wood, C.A. Smith, W.R. Pickering

生命科学におけるいくつかの重要なテーマが、わかりやすく解説されている。入門教科書。 (林利彦、水野一乗:訳/東京化学同人)


本コーナーは、中高生と、大学での学問・研究活動との間の橋渡しになれるよう、経済産業省の大学・産学連携、および内閣府/科学技術・イノベーション推進事務局の調査事業の成果を利用し、学校法人河合塾により、企画・制作・運営されています。

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