環境系の本

地球がもし100cmの球だったら

永井智哉

地球を1000万分の1で捉え、地球上の様々なことや、宇宙規模で見た時に見えてくる地球の存在を解説する。大人にも子どもにも読みやすい。 (世界文化社)



トコトンやさしい再生可能エネルギーの本

石原顕光:著

人間が作り出してきた物質文明は、私たちの生活を豊かにしてきた半面、それを支えてきた化石資源は限りあるものだ。この本は、化石資源の替わりとなる再生可能エネルギーに光をあて、多くの絵を使用しながら、わかりやすく説明している。 (太田健一郎:監/日刊工業新聞社)



深海生物学への招待

長沼毅

極限状況で生きる生物を追い求める、「科学界のインディ・ジョーンズ」こと広島大学の長沼毅先生の本。地球上のほとんどの生物は、植物による光合成、つまり太陽エネルギーを利用した生物生産に依存している。では、まったく太陽光の届かない深海や地下圏の生物は、どのようなエネルギーに依存して生きているのだろうか。本書は、海底熱水に含まれる硫化水素やメタンなどからエネルギーを生産する「化学合成バクテリア」や、それらのバクテリアを体内に共生させている「チューブワーム」など、驚くべき機能を持つ深海生物について解説。深海に挑んできた先人たちのドラマも生き生きと描いている。 (幻冬舎文庫)



朽ちていった命 被曝治療83日間の記録

NHK「東海村臨界事故」取材班

1999年9月30日、東海村の核燃料加工施設JCOにおいて、我国で初めての臨界事故が起き、3人の作業者が重度に被曝した。被曝直後は意識があった作業員の容体は時間を追って悪化していく。ここから、医療スタッフによる患者の生命を救うべく、83日間の壮絶な闘いが始まった。放射線による大量被曝がどのような生体影響を与えるのかを知る貴重な記録である。 (新潮文庫)



流れの科学 自然現象からのアプローチ

木村竜治

著者は気象学者で地球流体力学が専門。地球流体力学とは大気・海洋の運動を理解するために、必要な基本的な力学的概念を考察する学問のこと。この本は地球流体に関する一般向けの書だ。話は、主人公の高校生と研究者の会話の形式で、地球の持つダイナミックな流動性のメカニズムを語りかける形で進行する。日常生活をとりまく自然環境の中の流れについて、簡単な実験によって解説してくれる。 (東海大学出版部)



ザ・コア

ある日の午前、鳩の大群など動物の異常行動を皮切りに、多数のペースメーカー使用者の突然死やスペースシャトル電子機器異常などで、地上は大混乱に陥る。調査の結果、これらの原因は地球の核(コア)の回転が停止し、地球の磁場が不安定になったからだと突き止める――。2003年、アメリカのSFパニック映画。地球内部がどのようになっているのか、地球の環境がどのように維持されているのか、地球磁場がどのくらい大切なものなのか、マリアナ海溝とは何なのかなどを知ることができる。



食のリスク学 氾濫する「安全・安心」をよみとく視点

中西準子

食品の安心・安全という身近な問題は、リスク評価の視点から見るとどうなっているかを、環境リスク学の第一人者である中西準子氏がわかりやすく解説する。リスクの視点をもって事象を見ることの重要性が理解できる。 (日本評論社)



世界がもし100人の村だったら

池田香代子:再話

世界に存在する貧困や格差を小規模なモデルに置き換えてわかりやすく紹介した本。アメリカの中学校教師が送ったメールをもとにした本。英語の対訳、イラストつき。 (C.ダグラス・ラミス:対訳/マガジンハウス)



ハワイの波は南極から 海の波の不思議

永田豊

もともとは、ウインドサーファー向けに波の原理を解説する書籍だが、通常、一般の人には理解しにくいであろう海洋物理について非常に味わい深い文章で書かれており、エッセイ集としても楽しめる。全27話を掲載。 (丸善出版)



知っておきたい基礎知識 環境の科学と技術

日経エコロジー:編著

PM2.5、光化学スモッグなどの大気汚染、温暖化における生態系への影響などの基礎知識が図解されている。後半では環境技術について最先端の研究から実用まで解説。環境保全と経済発展の両立を達成するために幅広い視野を持つことが大切だが、この本はその一助となるだろう。 (日経BP社)


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