化学系の本

化学探偵Mr.キュリー

喜多喜久

化学オタクの沖野春彦准教授が化学を駆使して事件を解決するライトなミステリー。化学に興味を持つきっかけに。 (中央公論新社)



ひらく、ひらく「バイオの世界」 14歳からの生物工学入門

日本生物工学会:編

生物工学の基礎から応用、そして将来までをわかりやすく解説している。この分野に関心を持ってもらうための入門書。現実の問題から説き起こし、生物工学の研究者がどのように解決していったか、また残された課題はどのようなものかなどを、簡潔にまとめている。 (化学同人)



分子レベルで見た触媒の働き 反応はなぜ速く進むのか

松本吉泰

空気からパンを作った男、ハーバー。20世紀初頭の食糧危機を救ったのは「ハーバー・ボッシュ法」とよばれる、窒素と水素からアンモニアを合成する反応だ。本書は、触媒研究の代表例として、この開発物語から始まる。触媒反応の分子レベルでの解明をめざした研究の歴史を振り返りつつ、触媒の機能・現象について詳しく解説。入門書としても適している。 (ブルーバックス)



生物は磁気を感じるか

前田坦

伝書バトは「磁石」持っている! 生物が磁場を感じることは知られている。物質への磁場影響の観点から、実例と仕組みが科学的かつやさしく書かれている。血流や遺伝子、分子レベルでの磁場の影響、MRIなど磁気の医療での応用などを解説。 (ブルーバックス)



一家に1枚周期表

「自然も暮らしもすべて元素記号で書かれている」がキャッチフレーズの周期表。身近な元素(アルミホイル、骨=カルシウム)や科学技術を担う元素(ケイ素の太陽電池、ガリウムの青色発光ダイオード)など、元素の用途や性質が一目でわかる楽しいポスターだ。文部科学省のサイトからダウンロードしよう。 (文部科学省)
http://stw.mext.go.jp/series.html



永久運動の夢

アーサー・オードヒューム

身の回りにあふれている熱エネルギー、例えば、室温の空気がもっている熱。ここから動力を得るべく、苦闘した人たちの物語が描かれている。結局そのような装置は不可能であると諦めその後の科学技術が発展するが、新しい概念や技術が生まれるまでに、人がどのような悲喜交々の努力を展開するかを教えてくれる。物質、熱の移動、化学反応などの組み合わせで動く装置について、その装置に投入するエネルギー、生み出すエネルギーそれぞれの量を見積もり、産出量の方が大きくなるようにする。この思考は、化工物性・移動操作・単位操作の学問領域の分野である。 (高田紀代志:訳、中島秀人:訳/筑摩書房)



知っておきたい太陽電池の基礎知識

齋藤勝裕

太陽電池を例に半導体がどのように関わっているのかを知ることができる。また、太陽電池に使われるシリコン、化合物半導体、有機半導体の解説からは、それぞれの材料について知ることができる。 (Si新書)



元素周期表で世界はすべて読み解ける 宇宙、地球、人体の成り立ち

吉田たかよし

元素周期表を通じて、人体、地球、宇宙など、我々の世界をわかりやすく面白く説明している。周期表の見方やグループ(列)・周期(行)をかみ砕いて説明するに留まらず、レアアースやレアメタル、原発事故の問題など、最近のトピックスも紹介しており、高校生にも興味を持ってもらえるだろう。 (光文社新書)



トコトンやさしいフッ素の本

山辺正顕:監修

もっとフッ素に光を! ハロゲン元素のひとつでありながら、有機化学の教科書ではほとんど扱われないフッ素。焦げ付かない調理器具、虫歯予防から宇宙で活躍するフッ素まで、フッ素を含む有機化合物の活躍の場は挙げたらきりがない。その不思議なフッ素の性質に興味を持って欲しい。さらにこれをきっかけとして、自分自身で新物質の開発に携わる楽しさを感じ、社会に貢献する充実感を味わって欲しい。 (F&Fインターナショナル:編/日刊工業新聞社)



からだと化学物質 カフェインのこわさを知ってますか?

John Emsley、Peter Fell

コーヒーや食品添加物は体の中でどのような作用をするのか。食中毒やアレルギーはどのように起こるのか。摂取量によっては、安全な食品も害になる。食品中の化学物質が、身体の中でどのような作用をするか理解できる。 (渡辺正:訳/丸善出版)


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