学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!
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昭和の高度成長期には、水俣病やイタイイタイ病など、工場排水による公害が大きな問題だった。その後、水質に対する法律が整備され、水質を守る様々な技術が生まれ、日本の水質は改善しつつある。
【環境動態解析】では、河川や海洋、地下水など汚染状況などを調査する。【環境リスク制御・評価】では化学物質を分析し、その有害性を調べる。【環境モデリング・保全修復技術】【環境技術・環境負荷低減】では様々な排水処理技術、水質浄化技術が開発されているが、近年は微生物や植物を使った処理・浄化の研究が盛んだ。
【土木環境システム】では、安全な上下水道システム・浄水システムの研究を行っている。田畑の灌漑や排水など農業の水利用を研究する【地域環境工学・計画学】、広く農業環境の水問題について取り組む【環境農学(含ランドスケープ科学)】では、水質汚染は大きなテーマだ。
世界には、途上国を中心に水質汚染に悩む国は多い。そのため、国内だけではなく、海外に実際に出向いての研究も多い。