学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!
★は関連度
★★★ |
政治学 国の統治、地域行政、戦争の克服。民主主義を問う |
★★★ |
社会福祉学 社会的弱者の権利を守りたい |
★★ |
社会学 社会って何? 客観的に捉え直し課題を提示 |
★★ |
財政・公共経済 国の財政問題を解決したい |
★★ |
社会法学 経済法、労働法、社会保障法の法律学 |
★ |
経済政策 経済成長、景気回復の政策を作る |
★ |
教育社会学 不登校? 生徒自身ではなく学校や社会が問題だ |
セーフティネットとは、経済的な危機に陥っても最低限の生活を保障する仕組みのこと。いわゆる社会保障のことで、厚生労働省によると、社会保険、社会福祉、公的扶助、保健医療・公衆衛生の4つからなり、国や地方自治体が連携して実施している。
【政治学】では、国や自治体の社会保障制度について考える。【財政・公共経済】では国や自治体の社会保障費の確保や使い方について研究する。社会保障に関わる法律の研究は【社会法学】の領域となる。
【社会福祉学】では、社会保障のうち社会福祉に注目して、政策や制度、その効果や課題など幅広く研究している。
「セーフティネット」を広く捉えて、【社会学】では、貧困や格差の問題からの取り組みや、地域社会が果たすセーフティネットとしての役割、【教育社会学】では学びのセーフティネットとしての教育格差是正についてなどが、研究されている。
また、金融機関などが破綻した場合の預金者保護制度もセーフティネットと呼ぶ。【経済政策】では中小企業に対するセーフティネットとなる制度や貸付など、企業を支える財政政策もある。