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次世代通信とは、次の世代の通信規格のこと。アナログ方式の1G(G=Generation)、デジタル方式の2G、写真や音の通信が可能になった3G、動画や音楽のストリーミング視聴が可能になった4G、4Gに比べ通信速度が約20倍の5Gと進歩してきた。高速大容量、低遅延、多数同時接続の進歩が次世代通信の鍵となる。この5Gや、次の6Gに向けた通信、ネットワーク技術の研究を担うのが、【情報ネットワーク】や【通信・ネットワーク工学】だ。
また、通信技術と他の分野を組み合わせることで、様々なことが可能となる。たとえば【マルチメディア・データベース】は、多様な種類や形式の情報を大量かつ同時にやりとりするための情報処理やデータベースなどに関係する。IoTでつなぐ家電製品をはじめとする機械・機器、自動車が衛星などと情報をやりとりすることで実現する自動運転車の開発は【電子デバイス・電子機器】と関係する。
【ウェブ情報学・サービス情報学】は、次世代通信を活用した、新しいウェブサービスに関する研究を行う。5Gによって音声によるパソコンや家電操作が可能になったように、人とコンピュータの接点や関係を研究する【ヒューマンインタフェース・インタラクション】も、通信技術の進歩とともにある。