学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!
★は関連度
★★★ |
応用微生物学 薬・発酵・エネルギーに。微生物の利用学 |
★★★ |
食品科学 食品の栄養を解明、加工・健康食品に活かす |
★★ |
食生活学 健康で病気予防につながる、食事の提案 |
★★ |
人文地理学 都市、経済、観光の地域性を調べる |
★★ |
文化人類学・民俗学 世界の民族、庶民の文化を知りたい! |
醸造とは、酵母や麹菌、乳酸菌などの微生物によって物質が分解される発酵作用を利用して、酒や調味料などを作ること。発酵作用を利用した納豆やチーズなどの食品や乳酸菌飲料などを発酵食品といい、醸造食品もこの一部だ。
関連する学問としては、【応用微生物学】では発酵・醸造だけでなく、微生物がもつ力をエネルギー開発や自然環境回復に役立てるなど、幅広い研究を行っている。また、【食品科学】では醸造による新商品の開発や、発酵食品の栄養素やその機能の研究などを、【食生活学】では発酵食品による高血圧・動脈硬化・糖尿病などの生活習慣病防止や、発酵食品を使った料理の研究などを行っている。
一方、世界中の様々な地域で作られる発酵食品と風土や歴史との関係など、食文化の観点からの研究は、【人文地理学】や【文化人類学・民俗学】の領域となる。