学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!
★は関連度
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建築構造・材料 軽く強い素材を選び、耐震性ある建物を作ろう |
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建築史・意匠 建築のデザインを追求する |
★★★ |
木質科学 木からバイオ燃料を開発 |
★★ |
衣・住生活学 ファッションもハウスも機能的な装いを! |
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文化財科学・博物館学 文化財の保存・修復、展示・公開の手法を検討する |
木造建築とは、木材で骨組みが作られる建築物のこと。古来、日本の建築は城や神社仏閣から個人の住宅まで、木造建築が中心だった。木造建築の長所としては、他の材料に比べ軽量、湿度を一定に保てるため年中快適に過ごせることなどがある。他方、鉄筋コンクリート造や鉄筋鉄骨コンクリート造に比べて耐火性や耐震性が低く高層建築には向かないとされていた。しかし近年、技術の進歩により、環境にやさしく美しい木造の高層ビル建設が可能になっている。
学問としては、木造建築の構造や材料を研究するのは建築学の【建築構造・材料】の分野となる。【建築史・意匠】の「意匠」では木造建築のデザイン設計を行い、「建築史」では、過去のすぐれた木造建築の歴史を研究する。【文化財科学・博物館学】では、文化財としての木造建築の保存や展示について研究する。
【木質科学】でも、建築の材料としての木の性質や歴史的建造物の保存、木造住宅の居住性の研究などを行っている。【衣・住生活学】では、住まいの視点から、木造建築にアプローチする。