◆トランスジェンダー◆

障がいではなく、誰にでも起こりうる心のあり方

トランスジェンダーとは、自分の生物学的な性別（身体の性別）に違和感を持つ人のこと。【ジェンダー】では、本人が思う性を尊重するとともに、トランスジェンダーをめぐるあらゆる社会的な問題を考える。

【新領域法学】ではトイレの利用ルール、企業の採用を含め、トランスジェンダーの人を守る法律づくりを提案する。【社会学】では、性のあり方にかかわらず個性と多様性を尊重する社会の実現向けて、実態調査や提言をしている。

トランスジェンダーを含む性的マイノリティを強く拒否する国や民族もある。【地域研究】では宗教・文化・風習などを研究しつつ、性的マイノリティの人の人権をいかに守るかなどを考える。

トランスジェンダーの人の心のケアを担うのは【臨床心理学】の領域。トランスジェンダーの生徒が過ごしやすい学校づくりは【教育社会学】で考察される。