学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!
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現在の日本は、2019年には65歳以上の高齢者が人口の28.4%を占める超高齢社会。世界的にみても、先進国だけでなく、開発途上国も高齢化の傾向にある。高齢者が暮らしやすい社会をどう実現するかは大切な問題だ。
学問としては、暮らしの面では、高齢者の生活全般を考えるのは【家政・生活学一般】、脱ぎ着しやすい衣服やバリアフリーの住居などは【衣・住生活学】、高齢者に合った栄養が摂れ、食べやすい食事の研究は【食生活学】の分野になる。
体に注目すると、加齢による体の変化は【自然人類学】、高齢者の運動は【身体教育学】、加齢・老化と健康の関係は【応用健康科学】、老化によって衰えた体の機能の維持や回復、生活支援器具は【リハビリテーション科学・福祉工学】の研究分野。そして高齢者の一人暮らしや高齢の親を家庭でどう介護するかなど高齢者をとりまく社会問題は【社会学】、高齢者福祉は【社会福祉学】の中で研究されている。