アポトーシス

「アポトーシス」に関心があるなら、こんな学問をみてみよう

学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!

★は関連度

★★★ 腫瘍生物学
ガン細胞の発生から増殖抑制まで解明
★★★ 細胞生物学
一番小さな生命体=細胞を知りたい
★★★ 発生生物学
生きもの誕生や細胞再生のしくみを解明
★★ 分子生物学
DNAとタンパク質という分子での生物解明と操作
★★ 機能生物化学
酵素、ホルモンを発見、分泌の謎を探る
★★ 生物系薬学
衛生や抗体創薬のために〜分子生物学やバイオ技術から
獣医学
家畜感染症対策の最前線。ペット、野生動物の医療も

◆アポトーシス◆

不要な細胞が死んで健康を保つ、生命の仕組み

アポトーシスとは、不要になった細胞が自分で死んでいくこと。例えばおたまじゃくしの尾はアポトーシスによって消え、足が生えてカエルになる。アポトーシスの研究は、主に生物学で行われており、細胞に関係するので【細胞生物学】、受精卵が成体になる「発生」の過程でも起こるので【発生生物学】、細胞内の分子やその働き(機能)が関係するので【分子生物学】や【機能生物化学】といった分野が関係する。

また、アポトーシスは、ガン化した細胞が自ら死んでガン細胞が増えないようにするためにも起こるが、アポトーシスが起こらなくなると、ガン細胞は増殖してしまう。そこでガン(=悪性腫瘍)が起こる理由や症状を追究する【腫瘍生物学】でも盛んに研究されている。

ほかに、免疫や神経の病気にアポトーシスの機能の異常によるものがある。また、【獣医学】で動物のアポトーシスの研究、【生物系薬学】など薬学分野でアポトーシスに関連する病気の治療薬の研究が行われている。

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