コンピュータサイエンス:計算を通して世界を観る

渡辺治

情報処理の本質は「計算」である。ここでの「計算」とは、単純な演算や判断の組合せで表わされる処理のこと。そしてコンピュータサイエンスとは、様々なこと、つまり、物理現象も生命現象も社会現象も、すべてを「計算」として見ようとする。この見方=「計算世界観」は、これまでにない新たな見方であり、情報処理の本質をさらに深く理解するためにも重要な見方である。だからこそ、教養としてコンピュータサイエンスを学び、計算世界観の考え方にふれて欲しい。東京工業大の1年次の教科書だが、全体としては比較的気軽に読める。 (丸善サイエンスパレット)

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