プラズマエレクトロニクス

高温下で物質が電離し放電する、固体、液体、気体に続く第4の物質の状態=「プラズマ」を、人の手で制御できるように再現、精密加工、医療などに応用する~電気電子系の工学技術

オーロラ   プラズマ精密加工   大気圧プラズマ   医用工学   ナノテクノロジー

学べる大学は?

研究をリードする大学

大学詳細

名古屋大学

工学部 電気電子情報工学科
【 主な研究者 】
石川健治 豊田浩孝 堀勝 近藤博基

東北大学

工学部 電気情報物理工学科
【 主な研究者 】
金子俊郎

九州大学

工学部 電気情報工学科
【 主な研究者 】
白谷正治 内野喜一郎 古閑一憲
工学部 エネルギー科学科 エネルギーシステム工学コース
【 主な研究者 】
林信哉

大阪大学

工学部 応用理工学科 マテリアル生産科学科目 マテリアル科学コース
【 主な研究者 】
内田儀一郎

静岡大学

工学部 電気電子工学科 エネルギー・電子制御コース
【 主な研究者 】
清水一男

北海道大学

工学部 機械知能工学科 機械システムコース
【 主な研究者 】
佐々木浩一

東京大学

工学部 マテリアル工学科
【 主な研究者 】
神原淳

東京工業大学

工学院 電気電子系
【 主な研究者 】
赤塚洋

首都大学東京

システムデザイン学部 電子情報システム工学科
【 主な研究者 】
杤久保文嘉

その他の優れた大学

大学詳細

岩手大学

理工学部 システム創成工学科 電気電子通信コース

【プラズマの農業分野への応用】 大気圧アーク放電によるシイタケの成長促進技術は農業分野への多大な波及効果を与えた。

豊橋技術科学大学

工学部 環境・生命工学課程 未来環境工学コース

【プラズマのバイオ分野応用】 大気圧非平衡放電によるバイオ分野への研究の草分け的存在。

愛媛大学

工学部 電気電子工学科

【プラズマ遺伝子工学】 プラズマを用いて細胞に遺伝子注入するユニークな研究を行っている。

琉球大学

医学部 保健学科

【プラズマ殺菌】 プラズマ殺菌を主体に研究しているウイルスや細菌を扱うことができる数少ない研究大学である。

岐阜薬科大学

薬学部 薬学科

【プラズマによる薬学への応用】 プラズマによる官能基表面処理や高分子重合などの研究において高い実績を有している。

高知工科大学

システム工学群 電子・光工学専攻

小規模な専攻にプラズマを専門とする先生が3名も在籍しており、丁寧な教育が行われている。


海外で学ぶなら

大学詳細

Université d'Orléans/オルレアン大学(仏)

GREMI

【プラズマ医療応用に関する研究】 GREMIはオルレアン大学の研究プロジェクト。研究レベルが極めて高い。

Eindhoven University of Technology/アイントホーフェン工科大学(オランダ)

Department of Applied Physics

【プラズマ応用に関する全般的な研究】 研究レベルが極めて高い。研究スタッフが豊富。

主な研究者

研究者詳細

清水一男

静岡大学
工学部 電気電子工学科 エネルギー・電子制御コース/総合科学技術研究科 工学専攻
【大気圧マイロプラズマ応用】 電磁波のマイクロ波を用いプラズマジェットを照射する大気圧プラズマ技術の1つ、マイクロプラズマを研究。皮膚への物理的なダメージを与えなくて済むプラズマ照射法を開発。

白谷正治

九州大学
工学部 電気情報工学科/システム情報科学府 電気電子工学専攻
【プラズマ材料科学】 プラズマを発生する時のイオンの気体温度が比較的低温でできる「低温プラズマ」を研究。低温プラズマ使いこなすことで、大容量通信、超高速・低消費電力のスマートフォン、フレキシブルデバイス、高効率太陽電池などの実現を可能にする。プラズマを使ったナノ界面研究へも貢献。

高木浩一

岩手大学
理工学部 システム創成工学科 電気電子通信コース/総合科学研究科 理工学専攻
【プラズマ農業応用】 高電圧パルスパワーのプラズマを用いたキノコ栽培の増産とそのメカニズムの解析をする。

金子俊郎

東北大学
工学部 電気情報物理工学科/工学研究科 電子工学専攻
【プラズマによるナノ・バイオプロセス、プラズマ科学】 プラズマの基礎的挙動と物性を解明し、プラズマの媒質、温度、密度等を制御する研究。特に大気圧下で発生させた大気圧プラズマによって、新しい工学的・医学的・農学的応用に挑む。研究が丁寧。実績が多く、アイデアが豊富。

野崎智洋

東京工業大学
工学院 機械系
【プラズマ触媒】 原子・分子スケールでプラズマのふるまいを解明しコントロールすることで、プラズマ光源や超微細加工技術を用いたエレクトロニクス関連製品だけでなく、プラズマでしかできない材料開発、デバイス設計の実現に挑む。

堀勝

名古屋大学
工学部 電気電子情報工学科/工学研究科 電子工学専攻
【プラズマナノプロセス、プラズマ医療】 大気圧非平衡プラズマを用いた低負荷ながん治療技術、腹腔内プラズマ治療のためのカテーテル型プラズマ源の開発、プラズマ滅菌技術の開発など、プラズマ医療分野の代表的な研究者。世界を代表する研究者の一人。

板垣奈穂

九州大学
工学部 電気情報工学科/システム情報科学府 電気電子工学専攻
【プラズマを用いた酸窒化物半導体の創成と応用】 半導体の電子-正孔がクーロン相互作用で結合した準粒子エキシトンに注目し、スパッタ装置というプラズマ技術を用いて、すべてのデバイスが光配線でつながった新規の量子コンピュータの創製に挑んでいる。

渡辺隆行

九州大学
工学部 物質科学工学科 化学プロセス・生命工学コース/工学府 化学システム工学専攻
【プラズマ材料科学】 核融合発電で見られる非常に高温のプラズマの電子温度と気体温度がほぼ等しい状態(熱平衡状態)を指す「熱プラズマ」の研究では第一人者。

林信哉

九州大学
工学部 エネルギー科学科 エネルギーシステム工学コース/総合理工学府 先端エネルギー理工学専攻
【プラズマ農業】 空気から酸素を取り出してプラズマを発生させる酸素プラズマで環境にやさしい医療用滅菌器の開発。世界で活躍している若手。

興味がわいたら

トコトンやさしいプラズマの本 

山崎耕造

プラズマとは何か、自然界にどのようなプラズマがあるのか、さらには、プラズマが産業にどのように使われているかやさしく説明している。プラズマエレクトロニクスは、プラズマを用いて半導体集積回路や太陽電池を作る方法を研究する学問領域。この本では、どんな製品を作るのにプラズマが使われているか書かれている。身近にある様々なモノがプラズマの助けで作られていることがわかって驚くかも知れない。 (日刊工業新聞社)


インフルエンザ パンデミック 新型ウイルスの謎に迫る

堀本研子、河岡義裕

病気が世界の複数の地域で同時に爆発的に大流行することをパンデミックという。歴史上パンデミックの例としては、黒死病(ペスト)、コレラなどがあるが、21世紀初頭、新型インフルエンザが世界的に突如大流行した。この本は、ロベルト・コッホ賞を受賞した世界的研究者が、最新の研究成果をもとに、インフルエンザウイルスにまつわる様々な誤解や謎を解き明かす。また、プラズマエレクトロニクス技術を用いたインフルエンザの超高感度検出システムの参考としても読みやすく書かれている。 (ブルーバックス)


宇宙のダークエネルギー 「未知なる力」の謎を解く

土居守、松原隆彦

ダークエネルギーとは、現代宇宙論と天文学の世界で、宇宙全体に存在するとされる仮説上のエネルギーのこと。プランク宇宙望遠鏡の観測結果からは、宇宙の質量とエネルギーに占める割合は、通常の物質が約5%なのに対し、暗黒物質というやはり正体不明の物質が約26%、ダークエネルギーが約68%と算定されている。通常の物質と暗黒物質が互いに引き合う重力のために宇宙を収縮させる働きがあるのに対し、ダークエネルギーは宇宙の膨張を加速していると考えられている。これだけ大きなエネルギーが宇宙を支配するのだから、宇宙は加速的に膨張するだろうというのが現在最もポピュラーな説。最新の宇宙物理に関する話題に興味のある人におススメ。 (光文社新書)


トコトンやさしいプラズマの本 

山崎耕造

プラズマとは何か、自然界にどのようなプラズマがあるのか、さらには、プラズマが産業にどのように使われているかやさしく説明している。プラズマエレクトロニクスは、プラズマを用いて半導体集積回路や太陽電池を作る方法を研究する学問領域。この本では、どんな製品を作るのにプラズマが使われているか書かれている。身近にある様々なモノがプラズマの助けで作られていることがわかって驚くかも知れない。 (日刊工業新聞社)