動物園や水族館で動物を世話し訓練する
動物園や水族館、観光牧場などで、餌やり、健康管理、飼育小屋の管理など、動物の世話をする仕事で、担当する動物の習性に応じて飼育します。また、施設での動物の出産や子育ての支援、子育てを放棄した親に代わっての保育、来場者に動物の生態を伝えるための展示方法の工夫なども行います。
調教とは、動物ショーなどの芸を仕込むことで、たいてい、調教者がショーの構成も担当します。飼育員に資格はいりませんが、大学で獣医や畜産学、生態学を学んだり、専門学校で飼育員の勉強をしたりすると就職に有利です。なお、調教の仕事にはほかに、盲導犬・聴導犬・介助犬の訓練士や警察犬の訓練士、競馬の厩舎で競走馬を調教する調教師などがあります。
(他の仕事と比べて、働いている人の人数は少ない)
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
学問名 | 役立ち度 |
---|---|
獣医学 家畜感染症対策の最前線。ペット、野生動物の医療も |
★ |
動物生産科学 豚・牛・鶏の品種改良で酪農を支える |
★ |
統合動物科学 動物医療、優良家畜生産へ貢献。遺伝子操作技術も注目 |
☆ |
動物生理・行動 動物行動・生理を調節するホルモン解明 |
☆ |
実験動物学 遺伝子改変動物を作る。医療も研究にも動物実験は不可欠 |
☆ |
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
(他の仕事と比べて、高い)
『仕事 創る、売る、尽くすの100以上の職業』は「学びみらいPASS」のR-CAPの123職業にも対応しています。 (職業適性検査の受診判定後の進路指導などでもご利用ください。)