自社の医薬品情報を医師や薬剤師に提供
病院では、がんの治療薬にも何種類もあるなど多種多様な医薬品が使われており、新薬も次々と開発されています。MRは製薬会社に勤め、自社の医薬品について、成分、薬効、副作用、安全性、使い方、他社の類似薬との違いなどを、医師・歯科医師、薬剤師、看護師らに伝えるのが仕事です。
また、MRは病院で自社の医薬品を使ってもらうだけでなく、医師らから効果や副作用などの情報を得て、会社に報告し医薬品の改良や新薬の開発に役立てる役割も担っています。MRには薬の専門知識や医療の最新知識が必要ですが、製薬会社の教育研修制度が充実しているため、文系出身者も多数活躍しています。MRになるのに法律上は資格は不要ですが、実際には民間資格のMR認定資格の取得が必要です。
(他の仕事と比べて、働いている人の人数は大変少ない)
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
学問名 | 役立ち度 |
---|---|
医療系薬学 薬の効き方の個人差を考えて調剤に活かそう |
★★★ |
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
(他の仕事と比べて、やや低い)
『仕事 創る、売る、尽くすの100以上の職業』は「学びみらいPASS」のR-CAPの123職業にも対応しています。 (職業適性検査の受診判定後の進路指導などでもご利用ください。)